倉敷ひらまつ農園
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農業士20年のあゆみ

岡山県農業士制定発足20周年記念誌
1995年(平成7年)2月発行から抜粋(P68)

〔平成5年度認定〕

私の農業経営
私は倉敷と水島の中間に位置する古城池トンネル周辺で農業経営を行っています。平坦部には水稲、山麓部には温州ミカンとカキを栽培しています。

 昭和30年高校(農業科)卒業後、農業に従事しました。当時は、水稲と裏作にい草を、畑にはだいこん(漬物用)とさつまいもを主に栽培していました。しかし、い草が公害より「先枯れ」症状をおこし品質低下により価格が不安定となりました。また、夏場は重労働であったため、それに代わる作物として、気象条件を生かしたミカンの植裁が奨励されました。
 
 私の家では家族が一丸となり、根気よく手作業で開墾しながら、毎年増反していきました。昭和35年度からは、ブルドーザーで開墾していき、現在の規模(140a)になりました。一方、農協の指導により福田町内のミカン生産者で、水島ミカン出荷組合(組合員126名でスタート)を中心に、苗木の共同購入や、先進地の視察・研究会を行い、高品質ミカンに取り組んできました。

 現在、我が家では、早生温州の「宮川早生」・「興津早生」、中生温州の「杉山温州」、普通温州の「石川温州」・「林温州」・「青島温州」(樹齢は18〜36年生)の品種構成になっています。生食用は10kgダンボールで出荷し、加工用は缶詰と果汁用に分けて出荷しています。また、早生ミカンの収穫を送らせた「完熟ミカン」にも取り組んでいます。

 全国のミカン栽培面積は、昭和48年当時17万haを最高に現在では約40%減少しています。岡山県では、ミカン園地再編対策事業により、不良園の伐採を行い、国際化に対応した対策を行ってきました。しかし、1991年の「牛肉・オレンジの自由化」、92年の「オレンジ果汁の自由化」は予想していた以上に厳しく、国際価格の不安定化に結びついています。国産果汁はだぶつき、県内のミカン果汁価格は、3分の1にまで下がっています。

 ミカン園は傾斜が多く、機械化が遅れています。反面、傾斜地は排水が良く、通気性、日照条件、寒さの害が少ないなど高品質ミカン生産に有利な条件を持ち合わせています。しかし現状は、園地は狭く、農道の整備が不十分なため、機械の導入が難しく機械の導入が難しく人力による作業が中心となっています。傾斜地での労働時間は平坦地の約2倍近くかかっています。

将来にむけて
 今後は、地域一体となり、機械化導入を前提に、一層作業の省力化を図り、商品性の高い高品質のものを生産していきたいと思っています。幸いに岡山県は、ミカンの消費県であるため、より安全でおいしいミカンを消費者に提供していきたいと考えています。




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